美味しいコーヒーが飲みたい。
そんな時、インスタントコーヒーに頼るという人は多いのではないでしょうか。
自宅や職場など、短時間でお手軽にすぐ作れるインスタントコーヒー。全日本コーヒー協会による「コーヒーの需要動向に関する基本調査」では1週間あたりに飲むコーヒーの量は11.3杯。そのうちインスタントコーヒーが4.54杯を占めているという結果だそうです。
約40%もの割合でインスタントコーヒーが選ばれているのは、その利便性や味が評価されてのことなのでしょう。
このように身近な存在のインスタントコーヒーも、コーヒーの歴史の中ではとても新しく、約100年程前に日本人の加藤サトリ氏が発明したことから始まります。
その後アメリカ人が別の方法で特許を得てインスタントコーヒーの生産を開始し、工業化へと発展しました。
原料はコーヒー豆のみ。国際コーヒー協会でもコーヒー豆から可溶性固形分を抽出し乾燥したものがインスタントコーヒーと定義しています。
どの商品も原材料の表記に「コーヒー豆」以外記載がないので興味が沸いた方はチェックしてみてください。
このように皆に愛されているインスタントコーヒーの活躍の場は、飲むだけにとどまらず、お菓子作りや料理にも活用されています。
飲んでも料理に使っても手軽でおいしいインスタントコーヒーは我々庶民の味方です。